千葉市が防災計画を改定 避難所に太陽光発電など

千葉市が地域防災計画の見直しを行います。

2019年の台風15号などによる自然災害を受け、新たな改定計画案をホームページ上で発表。

3月2日まで千葉市民に意見を求め、年度内に正式発表を行います。

千葉市公式ホームページ

これまでの地域防災計画は大規模地震を想定したものでしたが、新しい計画では台風や豪雨被害の教訓から大規模停電や土砂災害への対策も盛り込まれています。

新たに盛り込まれる内容として

  • 避難所に太陽光発電、蓄電器などを整備
  • 無電柱化の推進
  • 電力、通信事業者との情報共有や連携強化
  • 土砂災害危険箇所を速やかに指定し、近隣住民に注意喚起

などが挙げられています。

発電所による災害時の備え

2019年9月には、台風15号により長期停電が発生しました。

停電が完全に復旧するまで10日間以上も掛かっており、被災者の方々は電気の無い不便な生活を余儀なくされていました。

電力供給が絶たれた緊急時こそ、太陽光発電などの非常用電源が重要です。

テレビやラジオといった情報源の確保や、冷暖房による生活環境の維持など、メリットは多くあります。

「備えあれば憂いなし」と言いますが、太陽光発電システムも災害に備えて日ごろからメンテナンスが必要です。

いざという時に困らないよう、日ごろから防災準備や設備の保守・点検は怠らないようにしましょう。

この記事を見た人はこんな記事も読んでいます

  • 富士経済 次世代太陽電池市場が2030年に4563億円規模へ拡大と予測

    富士経済は次世代太陽電池の世界市場を調査した結果、対象となる次世代太陽電池の世界市場は、2019年の見込み市場規模6億円に対し、2030年は4563億円に拡大すると予測しました。 ...続きを見る

  • 宮城県丸森町 再エネ計画の説明義務化にむけて条例制定の方針を固める

    宮城県丸森町は、太陽光発電などの再生可能エネルギー発電所の設置を計画する事業者に、町との事前協議や住民説明会を義務付ける条例を制定する方針を固めました。 同条例は3月3日の町...続きを見る

  • パシフィコ・エナジー 和歌山県に111MWの大型太陽光発電所を建築開始

    2月21日、パシフィコ・エナジー株式会社は、和歌山県西牟婁郡に大型太陽光発電所を建築すると発表しました。 今回建築予定の太陽光発電所は、和歌山県内で最大級の規模であり、発電容...続きを見る