イオン初の再生可能エネルギー100%使用店舗が運営開始

イオン株式会社の運営する2つの商業施設が、使用電力すべてを再生可能エネルギーでまかなう店舗として運営を開始しました。

実施店舗は下記の施設です。

  • イオンスタイル海老江
  • イオン藤井寺ショッピングセンター

該当施設では、新たな省エネルギーの取り組みに加えて、イオン藤井寺ショッピングセンターでは、屋上に設置した太陽光発電によるPPAモデルの導入によって電力を自家消費します。

また、不足分の電力は関西電力の「再エネECOプラン」を利用して再生可能エネルギーの調達。

イオンスタイル海老江も同プランにより再生可能エネルギーを使用します。

イオンの掲げる脱炭素活動

イオン株式会社は、2008年から地球温暖化防止の取り組みとして、エネルギーとCo2排出量の削減に取り組んできました。

2018年3月には、新たな挑戦として「イオン脱炭素ビジョン2050」を発表。

2050年までに店舗で排出するCo2等をゼロにすることを目標に掲げています。

また、中間目標として2030年までにCO2排出量を2010年比で35%低減するとしており、達成手段として店舗使用の電力の削減、再エネ転換をする旨を公表しています。

目標達成に向け、今後もイオンの商業施設では再生可能エネルギー100%の店舗が増えていくでしょう。

この記事を見た人はこんな記事も読んでいます

  • 諏訪市「霧ケ峰の自然を守る会」 メガソーラー事業規制強化の条例モデルについて議論

    諏訪市の有志でつくられた「霧ケ峰の自然を守る会」などは、霧ケ峰高原近くで進むメガソーラー建設に関する集会を開催。 同会はメガソーラー設置の規制強化を目指し、新しい条例のモデル...続きを見る

  • 経済産業省が2020年度のFIT価格を正式決定

    2020年3月23日、経済産業省は再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)の2020年度における買取価格などを発表しました。 新たな価格設定は下記のようになります。...続きを見る

  • 大成建設がZEB実証棟リニューアル ZEB+ウエルネスの両立へ

    大成建設株式会社は、神奈川県横浜市にある技術センターのZEB実証棟をリニューアルしました。 ZEB実証棟では、省エネルギー技術や太陽光発電により、ビルで使用する年間エネルギー...続きを見る