中部電力とLooopがイオンモールへ太陽光発電サービスを提供

中部電力株式会社と株式会社Looopは、イオンモール株式会社が運営する商業施設に太陽光発電を利用した自家消費サービスを提供すると発表しました。

太陽光発電設備は中部電力とLooopが商業施設の屋上に設置し、保守・点検を実施。

イオンモールは初期費用なしで太陽光発電を利用でき、電力・設備利用サービス料などを中部電力に支払います。

同サービスによりCo2を排出しないクリーンな電力を活用できるほか、災害時の非常用発電所としての地域貢献にも期待ができます。

今回太陽光発電設備が設置される商業施設は、以下の通りです。

  • イオンモール松本(長野県松本市)
  • イオンモール津南(三重県津市)

サービスは2020年6月から開始予定で、すでに同サービスを導入しているイオン藤井寺ショッピングセンター(大阪府藤井寺市)と合わせて3つの商業施設が太陽光発電を利用します。

脱炭素社会に向けて環境負荷を低減

イオンモールは環境負荷を低減し、地域の環境と調和するまちづくりを推進することで、「脱炭素社会」の実現を目指すと表明しています。

環境大臣の発表から2050年Co2排出ゼロを目指す企業が多く、イオンモールもそのひとつです。

地球環境の改善のため、脱炭素社会に向けて再生可能エネルギーを活用する動きは活発になっていくでしょう。

この記事を見た人はこんな記事も読んでいます

  • オリックス環境 太陽光パネルの処理サービスを全国展開

    3月10日、オリックス環境株式会社が、使用済み太陽光パネル処理サービスの全国展開を発表しました。 同社はオリックスによるリース物件の適正処理によって得られた独自のノウハウ・ネ...続きを見る

  • エクソルが太陽光発電用の外部コンセントキットを発売 災害時の非常用電源に

    株式会社エクソルから、太陽光発電所の自立運転機能用外部コンセントキット「救電BOX」の発売が発表されました。 新設・既設問わず、野立て太陽光発電所に取り付けることで、停電など...続きを見る

  • 諏訪市「霧ケ峰の自然を守る会」 メガソーラー事業規制強化の条例モデルについて議論

    諏訪市の有志でつくられた「霧ケ峰の自然を守る会」などは、霧ケ峰高原近くで進むメガソーラー建設に関する集会を開催。 同会はメガソーラー設置の規制強化を目指し、新しい条例のモデル...続きを見る