京都府 公式HPにて家庭向け太陽光発電の保守点検を呼びかけ

3月12日、京都府は公式HPにて、家庭向け太陽光発電の保守点検を呼びかけるコンテンツを掲載しました。

太陽光発電設備の長期安定的な活用を目指して(京都府)

コンテンツには、保守点検の重要性をまとめたパンフレットと、京都府内の太陽光発電保守点検事業者のデータベースを掲載。

また、動画で太陽光発電のメンテナンスを呼びかけるYouTubeチャンネルと、保守点検実態調査結果を近日公開予定です。

メンテナンスの重要性と日ごろからできること

太陽光発電所の保守点検は2017年4月に施行の改正FIT法で義務付けられています

保守点検は太陽光発電設備の異常を見つけ迅速に対処し、長期的に安定して運用するためには必要不可欠です。

家庭向けであれば、パネルや部品の落下、破損パネルからの発火を未然に防ぎ、家族の安全を守るためにも重要です。

点検をしていない太陽光発電設備があれば、はやめに点検事業者へ連絡しましょう。

また、日ごろからご家庭でできることとして、京都府パンフレットでは下記の内容を推奨しています。

  • 点検時期の予定を立てる(設置から1年後、4年後、メーカー保証や出力保証が切れる前など)
  • 地上からの目視による異常の確認
  • 発電量の記録

日ごろの確認は各自で行い、定期点検や異常時は点検事業者に任せる形が理想でしょう。

太陽光発電設備の点検をしっかりと行い、長く安定した運用をしていきましょう。

この記事を見た人はこんな記事も読んでいます

  • 大成建設がZEB実証棟リニューアル ZEB+ウエルネスの両立へ

    大成建設株式会社は、神奈川県横浜市にある技術センターのZEB実証棟をリニューアルしました。 ZEB実証棟では、省エネルギー技術や太陽光発電により、ビルで使用する年間エネルギー...続きを見る

  • 新日本エネックスが太陽光発電のアフターメンテナンスに注力!その効果は?

    太陽光発電システムの販売を行う株式会社 新日本エネックスでは、既存顧客へのアフターメンテナンスに注力しています。 新日本エネックスでは、太陽光発電システムなどを設置した顧客を...続きを見る

  • 欧州宇宙機関(ESA) 極薄の太陽電池の開発

    欧州宇宙機関(ESA)は、宇宙で使用する設備の重量出力比を向上させるため、柔軟・極薄の太陽電池の開発を行っています。 開発中の太陽電池は厚さ0.02 mmと非常に薄く、曲げる...続きを見る