埼玉工業大学 太陽光発電とレドックスフロー電池による電力需給システムの実証実験を開始

埼玉工業大学は、太陽光発電など自然エネルギーの蓄電に適した「レドックスフロー電池」を設置し、実証実験を開始すると発表しました。

今回の実証実験では、バナジウム系のレドックスフロー電池に学内の太陽光パネルで発電した電力を蓄電し、夜間の館内照明に使用。

再生可能エネルギーを高い効率で利用する研究・開発として、レドックスフロー電池の実用化を目指します。

レドックスフロー電池とは? なぜ自然エネルギーの蓄電に適するのか

レドックスフロー電池は下記のような特徴をもっており、高い安全性と耐久性をもった蓄電池です。

  • 電解液は劣化がないため、半永久的に使用可能
  • 不燃性・難燃性の材料によって構成されているので,爆発や発火の危険性が低い
  • 電圧の高負荷変動への対応に優れている
  • 10年以上の実用耐久年数によりメンテナンスフリー
  • 構造が単純で容易に大型化できる
  • 重量エネルギー密度が低く、小型化には不向き

小型化に不向きであるデメリットはありますが、ランニングコストの低さや安全性の高さにより、自然エネルギーに適した蓄電池と言えます。

レドックスフロー電池が一般的になれば、太陽光発電をより効率的に利用できるでしょう。

今後の蓄電技術の研究・実験にも目が離せません。

この記事を見た人はこんな記事も読んでいます

  • LGエレクトロニクス 2019年第4四半期と通年の業績を発表

    韓国の電子機器メーカーLGエレクトロニクスが、2019年10~12月の第4四半期と通年の業績を発表しました。 第4四半期の売上高は16兆612億ウォン。 前年同期に対し...続きを見る

  • 中部電力とLooopがイオンモールへ太陽光発電サービスを提供

    中部電力株式会社と株式会社Looopは、イオンモール株式会社が運営する商業施設に太陽光発電を利用した自家消費サービスを提供すると発表しました。 太陽光発電設備は中部電力とLo...続きを見る

  • 三井E&S 大分の太陽光発電事業を一般企業に売却

    株式会社三井E&Sホールディングス(以下三井E&S)は、2020年2月27日の取締役会において、太陽光発電事業の売却を決定しました。 今回譲渡が決定した「三井...続きを見る