埼玉工業大学 太陽光発電とレドックスフロー電池による電力需給システムの実証実験を開始

埼玉工業大学は、太陽光発電など自然エネルギーの蓄電に適した「レドックスフロー電池」を設置し、実証実験を開始すると発表しました。

今回の実証実験では、バナジウム系のレドックスフロー電池に学内の太陽光パネルで発電した電力を蓄電し、夜間の館内照明に使用。

再生可能エネルギーを高い効率で利用する研究・開発として、レドックスフロー電池の実用化を目指します。

レドックスフロー電池とは? なぜ自然エネルギーの蓄電に適するのか

レドックスフロー電池は下記のような特徴をもっており、高い安全性と耐久性をもった蓄電池です。

  • 電解液は劣化がないため、半永久的に使用可能
  • 不燃性・難燃性の材料によって構成されているので,爆発や発火の危険性が低い
  • 電圧の高負荷変動への対応に優れている
  • 10年以上の実用耐久年数によりメンテナンスフリー
  • 構造が単純で容易に大型化できる
  • 重量エネルギー密度が低く、小型化には不向き

小型化に不向きであるデメリットはありますが、ランニングコストの低さや安全性の高さにより、自然エネルギーに適した蓄電池と言えます。

レドックスフロー電池が一般的になれば、太陽光発電をより効率的に利用できるでしょう。

今後の蓄電技術の研究・実験にも目が離せません。

この記事を見た人はこんな記事も読んでいます

  • 東北電力 選べる2プランの卒FIT向け新サービスを開始

    3月16日、東北電力は、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)の買取期間が終わる太陽光発電ユーザー向けの新サービス「よりそうスマートホーム+」を発表しました。 同サー...続きを見る

  • 経済産業省が2020年度のFIT価格を正式決定

    2020年3月23日、経済産業省は再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT制度)の2020年度における買取価格などを発表しました。 新たな価格設定は下記のようになります。...続きを見る

  • 富士経済 次世代太陽電池市場が2030年に4563億円規模へ拡大と予測

    富士経済は次世代太陽電池の世界市場を調査した結果、対象となる次世代太陽電池の世界市場は、2019年の見込み市場規模6億円に対し、2030年は4563億円に拡大すると予測しました。 ...続きを見る