生活クラブ 太陽光発電の収益の一部を山形県酒田市に寄附

生活クラブ事業連合生活協同組合連合会は、山形県酒田市に発電事業の収益の一部を寄附しました。

2019年2月、生活クラブは、グループ各団体と提携生産者とともに年間約18000MWhの発電量を誇る「庄内・遊佐太陽光発電所」を設立しました。

再生可能エネルギーによって得た収益を持続可能な地域社会づくりに活用することを目的としており、2019年5月に『庄内自然エネルギー発電基金』創設に向けた協定を締結。

同協定の締結から約1年を迎え、2020年2月14日に酒田市にて贈呈式が開催されました。

第1回目の寄附金額は1000万円です。

地域活性化と再生可能エネルギー

太陽光発電をはじめとした再生可能エネルギーが、地域再生・活性化に活用されています。

発電能力のない地域では、外部からの電力購入が必要です。

しかし、地域の自治体が再生可能エネルギー事業を手掛け、電力の地産地消を行い地域でお金を回し、経済を循環させることができます。

太陽光発電なら遊休地を活用することが可能で、自然に囲まれた地域でも取り組むことができるでしょう。

東京への一極集中により地方の疲弊が懸念される現代、再生可能エネルギーによる地域創生に期待が膨らみます。

この記事を見た人はこんな記事も読んでいます

  • 産電とアローズが業務提携を発表!互いの強みを生かした営業戦略

    1月27日レカムは、子会社で太陽光発電の訪問販売・施工を行う株式会社産電と、蓄電池や太陽光発電、住宅リフォーム等の施工・保守を手掛けるアローズコーポレーションが業務提携することを発...続きを見る

  • 福島水素エネルギー研究フィールドが3月より稼働

    福島県浪江町で整備されていた「福島水素エネルギー研究フィールド(FH2R)」が、今年の3月に稼働すると発表されました。 FH2Rは太陽光発電の電力を利用し、年間最大900トン...続きを見る

  • NEDOとパナソニックがペロブスカイト太陽電池モジュールにて世界最高変換効率を達成

    新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とパナソニックは、ペロブスカイト太陽電池モジュールで世界最高のエネルギー変換効率16.09%(2020年1月20日時点)を達成したと発...続きを見る