営農型太陽光発電の架台開発 傾斜地での作業、大型農機も使用可能に 

千葉エコ・エネルギー株式会社と、株式会社クリーンエナジージャパンは、営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)のさらなる普及に向け、新しい架台を共同で開発しました。

従来の営農型太陽光発電設備では架台が一体となる構造が一般的で、下記のような課題が発生していました。

  • 設備の自由度が低い
  • 大型農機が使えない
  • 大規模農地での設置が非効率
  • 傾斜地に設置できない

これらの課題を解決すべく、新しく開発された架台は支柱を1本にして設置の自由度を高めることに成功しています。

支柱が減ることでスペースに余裕が生まれ、大型農機を使うことも可能です。

牧草地や果樹園といった傾斜地への設置も可能になり、幅広いニーズに対応できるようになりました。

ソーラーシェアリングで農地をさらに活用

ソーラーシェアリングとは、農地に背の高い支柱を立てて太陽光発電設備を設置し、農業と発電を同時に行うことを言います。

2013年に農林水産省から許可が下り、農地を一時的に転用することが可能となりました。

農家の収入安定や、転用が難しい休耕地を活用できる手段として、近年注目を集めています。

今回開発された新しい架台により、これまで設置の難しかった農地でもソーラーシェアリングが広がりを見せる可能性もあるでしょう。

この記事を見た人はこんな記事も読んでいます

  • 生活クラブ 太陽光発電の収益の一部を山形県酒田市に寄附

    生活クラブ事業連合生活協同組合連合会は、山形県酒田市に発電事業の収益の一部を寄附しました。 2019年2月、生活クラブは、グループ各団体と提携生産者とともに年間約18000M...続きを見る

  • 千葉市が防災計画を改定 避難所に太陽光発電など

    千葉市が地域防災計画の見直しを行います。 2019年の台風15号などによる自然災害を受け、新たな改定計画案をホームページ上で発表。 3月2日まで千葉市民に意見を求め、年...続きを見る

  • パシフィコ・エナジー 和歌山県に111MWの大型太陽光発電所を建築開始

    2月21日、パシフィコ・エナジー株式会社は、和歌山県西牟婁郡に大型太陽光発電所を建築すると発表しました。 今回建築予定の太陽光発電所は、和歌山県内で最大級の規模であり、発電容...続きを見る